婚活は辞めました

婚活を辞めた人の日記です。

match.com 体験談vol.2 牛ノ森さん②

初めてお会いした牛ノ森さんの風貌に軽く失望したまりもでしたが、夕食を一緒に食べる約束だったので、挨拶もそこそこに、まずはお店に移動することにしました。

A駅での待ち合わせは牛ノ森さんの指定で、お店は探しておく、ということだったので、すっかりお任せ気分だったのですが、

ま「いいお店ありました?^^」

牛「焼き鳥がいいかな、と思うんですけど。結局昨日は探す前に寝てしまって…」

お店の心当たりはなくても、食べたいものはある。さすが太め体型を維持しているだけのことはある…。

この時点でちょっとげんなりしながらも、まりもがたまたま駅の近くに焼き鳥屋さんがあることを知っていた(入ったことはない)ので、そこに行くことにして事なきを得ました。

お店に入り席につくと、牛ノ森さんは、

「いつからmatch.comで活動しているんですか?」「何かきっかけがあって登録したんですか?」「職場では出会いがないんですか?」

朴訥とした雰囲気ながら、軽い自己紹介の範疇を超えた質問を次々に繰り出してきました。

「ええと、2ヶ月ほどですかね。途中、ちょっと休みましたけど(辰村さんと会っていた時期)」「ええと、職場でちょっといい感じだった人がいたんですけど(婚活を始めるきっかけになった失恋)」

牛ノ森さんの質問に必死で答えていると、店員さん(というかこの店はマスター一人しかいません)が、注文を取りに来てくれました。でも飲み物のメニューさえ、まりもたちはまだ見ていないのでした…。

まだ決まっていない旨をマスターに伝え、会話を中断して急いでメニューを見て注文を決めたのですが、どうやらこの店では、来店した客の最初の注文を聞き、飲み物を提供し、注文された料理を作りつつ、次の客の注文を取って…、という流れでお店を回していたようなのです。次々にお客さんが入ってくる中、初回の注文の機会を逃したまりもたちは、しばらく飲み物の注文さえできないのでした…。

 

★婚活アドバイス(先人の知恵)★

初めてお会いする場面では、聞きたい質問、話したいことが盛りだくさんとは存じますが、飲食店のテーブルに着いたら、まず注文を決めることが最優先事項です。