とんとん拍子 NOZZE vol.5 五代さん【4】
お会いしてお話してみた五代さんは、喫煙の件以外は、プロフィールと、メールでやりとりしたイメージのままの人でした。
つまり、やりとりが始まったときの
- 学歴じゃなく、自分の腕一本でお金を稼いでいる感じが、なんかいい!
- 海外帰り、それも欧米じゃなくドバイ帰りっていうのが、なんかいい!
- 外見がタイプでいい!
というイメージのままです。
実際にお会いして、話をしてから知ったのは、
- 幼いころに両親が離婚していて、お父さんの記憶はほとんどない
- 経済的に恵まれず、長屋のような場所で育った
- 飲食店を経営していたお母さんのお店のお客さん(?)のつてで、幸運にも大手ゼネンコンへの就職が決まった
- 同期入社で高卒なのは自分だけ、でも独学で資格を取ったりして、同期の中では一番若い年齢で課長になった
より具体的になった五代さんの人物像は、とても魅力的に思えました。
その日は、一日中雨が降っていました。
帰り道、五代さんはお店に預けていた二人分の傘をまとめて受け取って、まりもの傘は五代さんが持ったまま、相合傘をして駅まで歩きました。
五代さんとまりもは、帰宅するための路線が違っていたのですが、五代さんはまりもを駅まで送ってくれて、「ちょっと遠回りになるけど、途中の駅で乗り換えても帰れるから」と言って、乗換駅まで一緒の電車に乗って帰ってくれました。
こういう距離のつめ方が、新鮮で、というかこの時点ですでに五代さんに心を奪われていたので、全然嫌じゃなくて、むしろ嬉しかったのですよね。
で、とんとん拍子に付き合うことになりました。
▼婚活ブログ ★参加しています★