恋愛がしたくて NOZZE vol.4 四谷さん【2】
四谷さんとは、最初の面会で串揚げのコースを食べに行きました。
カウンターで、お任せでどんどん揚げてもらって、お腹いっぱいになったらそこでストップ、ってするお店。
一度そういうところに行ってみたかったので、満足でした*1。
コップに葱が生け花のように挿してあって、好きなように食べるのも面白かった。
その後も何回かデートして、バッティングセンターとか、民族博物館的なところとか、クラシックのコンサートとか、今まで行ったことないようなところにも行って楽しかった。
けれども。
この人と恋愛することはないだろうな、という気持ちは、初めてお会いしたときから、ずっとゆるぎなくありつづけました。
結婚(婚活)に恋愛感情は必須ではない、という考え方もありだと思うのですが、まりもは結婚よりも恋愛したいのですよね。
恋愛した人と、そのうち結婚するかもしれないし、しないかもしれないけど、しないならしないでもいい、くらいの感じ。
これは今もかわらぬスタンスです。
食い違っているとお相手に迷惑なので、食い違ってそうなときは、自分の考えを早めに伝えるようにしています。
そんなわけで、四谷さんとのデートは毎回、「やっぱり無理」であることを確認する、という不毛なものでした。
本当に楽しかったのですけどね。
「ああ、本当に本当に無理なんだなあ」と実感したのは、
- 二人でエレベーターに乗ったとき加齢臭がした
- タワーマンションを見て「こんなマンションに住む富裕層は、自分のような庶民から見ると雲の上の住人だ」みたいな発言をした
ことなのですが、どちらも、まあ些細なことです。
でもじんわりと、実感するには十分でした。
特に2つ目は、貧乏なのはそれほど嫌じゃないのですが(そりゃ貧乏じゃないほうがいいですけど)、ことさらに貧乏くさい態度をとる人は、こっちまで侘しくなってくるから苦手なのです。
しかも、四谷さんはわりと高年収、かつ安定の国家公務員。
階にもよるとは思うけど、ローンを組めば普通に買えそうなのですが。
あえて庶民ぽい発言をすることで、まりもがお金目当てかどうかためしたのでしょうか(男性は全員、プロフィールに年収が載っているので意味ないのですが)。
こうして、四谷さんとのやりとりは終わりました。
四谷さんは、温かく堅実な方だったので、もう家庭をもたれているでしょうか。
良い方と出会われていることをお祈りします。
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*1:その後、別の人と、何度も似たような店に行ったけれど、四谷さんが連れて行ってくれたお店が一番おいしかった